刊行物紹介

中東現代文学リブレット2 シンポジウム「現代世界―欧州・中東―を《文学》から考える」
『中東現代文学リブレット2 シンポジウム「現代世界―欧州・中東―を《文学》から考える」』
中東現代文学研究会編
発行日:2018年3月31日

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目次

〔序〕
「文学」、この迂遠なるもの[岡 真理](p.3)

第1部 基調講演

  • クルディスタン 囚われの故郷で――忘却の民の叫びと沈黙[磯部加代子](p.11)
  • 牢獄の壁の落書き――包囲下の街で
    ムスタファー・タージュッディーン・ムーサ―の世界[森 晋太郎](p.28)
  • もう一つの冬物語――追われし者の心の疼き
    ラフィク・シャミ『ゾフィア、あるいはすべての出来事の始まり』[鈴木克己](p.44)
  • フランスのマグレブ系移民 <憎しみ>や<服従>から遠く離れて
    ――はざま、亀裂としての<郊外>を読む[石川清子](p.64)

第2部 パネル・ディスカッション

岡 真理/鈴木克己/森 晋太郎/磯部加代子/石川清子(p.83)

〔付録〕短編小説1・2 資料1・2(p.123)

〔あとがき〕 [岡 真理](p.134)