研究活動

【シンポジウム】〈難民〉から考える未来の homeland ~クルドと沖縄を結んで~【終了】

日時:8月11日(木)14:00 ‐ 18:00(開場13:30)
会場:琉球大学 文研303教室

                                         

プログラム
14:00 主催者挨拶 「homelandとは何か」 岡 真理
14:15 第1部 ラウンドテーブル「homeland に〈難民〉として生きる」
      イルファン・アクタン×仲里 効×新城郁夫 司会:呉世宗
16:15  休憩
16:30 第2部 homeland を生きる ―― 歌と音楽
      セルダル・ジャーナン(クルド民族音楽、歌と演奏)
     棚原健太(琉球古典音楽、歌・三線)、町田倫士(琉球筝曲)、
     髙井賢太郎(琉球舞踊)
18:00 終了予定

Irfan Aktan
トルコのクルド人ジャーナリスト。テーマはクルド難民、人種差別政策、報道の自由と表現の自由など。今年の Europe Press Award の調査記事部門賞にノミネートされた。著書にクルド問題に関する識者へのインタビュー集『毒と解毒剤:クルド問題』など。

仲里 効(なかざと・いさお)
1947年沖縄県南大東島生まれ。季刊『EDGE』編集長。活字と映像から沖縄の境界性、エッジとしての沖縄をを試みる。著書に『オキナワン・ビート』『ラウンド・ボーダー』『沖縄の記憶/日本の記憶』(共著)ほか多数。

Serdar Canan
トルコのクルド民謡研究者・音楽民族学者。ハッカリ出身。トルコ各地をまわり、クルド民謡、音楽を集める。伝統楽器バーラマの奏法指導の傍ら、クルド音楽の歴史と理論、 奏法についてクルド語による論考を発表。講師として出演するクルド音楽解説番組SelîqeをYouTubeで配信中。

棚原健太(たなはら・けんた)
琉球古典音楽野村流保存会所属。比嘉康春に師事。沖縄県立芸術大学 音楽学部琉球芸能専攻 卒業。同大学院修了。沖縄タイムス伝統芸能選考会 三線の部 最高賞受賞。後、グランプリ受賞。国立劇場おきなわ 第四期 組踊研修修了生。演奏活動の傍ら公益財団法人沖縄県文化振興会文化専門員として勤務中。

町田倫士(まちだ・のりと)
琉球箏曲興陽会所属。山内照子に師事。 琉球大学法文学部国際言語文化学科卒業。沖縄県立芸術大学 大学院音楽芸術研究科 舞台芸術専攻琉球古典音楽専修 修了。琉球新報琉球古典芸能コンクール箏曲部門 最高賞受賞。 国立劇場おきなわ第五期組踊研修修了生。琉球箏曲の演奏活動の傍ら、メディア運営の会社に勤務中。

高井賢太郎(たかい・けんたろう)
玉城流敏風利美の会所属。仲間若菜、安次嶺利美に師事。日本体育大学体育学部武道学科 伝統芸能領域卒業。沖縄県立芸術大学 大学院 音楽芸術研究科 舞台芸術専修、琉球舞踊組踊専修修了。琉球新報 琉球古典芸能コンクール 琉球舞踊部門 最高賞 受賞。国立劇場おきなわ 第五期 組踊研修修了生。琉球舞踊と組踊を修練しながら、沖縄アーツカウンシルにて、プログラムオフィサーとして勤務中。

主催
琉球大学人文社会学部 新城郁夫研究室,  呉 世宗研究室
科研費基盤(A)「トランスナショナル時代の人間と「祖国」の関係性をめぐる人文学的、領域横断的研究」(代表:岡 真理)

お問合せ
projectwatan3@gmail.com